小雪の過ごし方|ハーブと野草で心と体を整える冬のセルフケア

冬の養生

朝、師匠と一緒に森の小道を歩いていたら、わたしの吐く息がふわっと白くなって、ちょっとだけ驚いちゃいました。思わず「し、師匠!わたしの魔力、もしかして漏れてます!?」なんて言ったら、師匠は静かに笑って「小雪の気配に気づけたのなら合格よ」と言ってくれたんです。 ……油断してつまずいて転びそうになったのは内緒だけど。

そんなわけで今日は、冬の入り口「小雪(しょうせつ)」の季節に、心と体を自然と調和させて整えるハーブと野草の知恵を、みぃが師匠に習った通りにまとめました。 しんしんと深まる寒さに寄り添うような、あたたかいセルフケアのお話です。

小雪とは?冬のはじまりに整える心と体のリズム

「小雪(しょうせつ)」は二十四節気のひとつで、毎年11月22日ごろから12月6日ごろのこと。名前のように、山の上や屋根にうっすら雪が乗りはじめる時期です。

昼が短く、夜が長くなり、日照時間の減少で「セロトニン」という心のリズムを支えるホルモンが少なくなるため、気持ちがズーンと沈みがちになります。 外気が冷たくなることで血行も悪くなり、肩こり、冷え、乾燥トラブルが増えることも。 まさに体も心も “冬モード” へ切り替わる準備段階なんです。

この時期に無理をしてしまうと、年末に向けて疲れがつもりがち。 だからこそ「自然のリズムに合わせてゆっくり整える」ことが大切。 朝は温かいお茶で体を起こし、夜は早めに光を落として眠りの準備——そんな小さな工夫でも体はすごく喜びます。

小雪の季節におすすめのハーブと野草

小雪は冷え・乾燥・巡りの悪さが出やすい時期。 ここでは、体をあたため、心を穏やかに導いてくれるハーブと野草をご紹介します。

体を温め、巡りを整える日本の野草

よもぎ|血行促進&冷え改善
「ハーブの女王」と呼ばれるよもぎは、冬の強い味方。お茶にすると香ばしく、体の芯からぽかぽか温めてくれます。寝る前の一杯にぴったり。

どくだみ|体の巡りを整える“十薬”
利尿作用とデトックス効果が高く、むくみ・肌荒れ対策にも◎。冬の内側のケアに重宝します。

クコ葉・ねぎ葉茶|免疫力サポート
寒さで弱りがちな体を支えるビタミン豊富な葉のお茶。特にクコ葉は“肝機能の改善、滋養強壮”の作用があり、疲れやすい冬にぴったり。

心を穏やかにする西洋ハーブ

カモミール|安眠と心の緩み
甘く優しい香りが、こわばった心をほどいてくれます。冷えや胃の不調にも◎。

エルダーフラワー|風邪予防&気持ちの落ち着き
発汗作用で風邪のひき始めにぴったり。花の香りが心をほぐします。

ネトル|“緑のサプリ”で疲れにくい体へ
鉄分・ミネラルが豊富で、冷えや貧血の改善にも役立ちます。冬の底力アップに。

小雪に取り入れたい“ハーブと野草の暮らし方”

小雪は、自然が“静けさ”へ移り変わる時期。 自分のリズムも少しずつ冬仕様にしていくことで、不調を予防できます。

温かいハーブティー習慣

朝:よもぎ×生姜
巡りと温めのダブル作用で、冷えた体をやさしく起こしてくれます。

夜:カモミール×エルダーフラワー
リラックスに特化した組み合わせ。眠りの質アップにも。

お風呂で整えるハーブバス

よもぎ・どくだみ・ゆず皮を布袋に入れてお風呂へぽちゃん。 体が芯から温まり、香りの効果で心もふわっと軽く。

“整う食卓”で内側からぽかぽか

根菜スープにクコ葉や生姜を加えると、あたたまり方が段違いに。 料理の仕上げにハーブソルトを振るだけでも、冬の食卓がぐっと深まります。

小雪をハーブと野草で過ごす意味

ハーブや野草を取り入れることは、ただの健康法じゃなくて、 「自然のリズムと自分の呼吸をそっと合わせること」。

小雪は、静けさの中で自分に戻る準備の時期。 外側ではなく“内側”を整える時間です。

五感をひらく——香り、湯気、味わい。 その全部が心を“今”へ連れ戻し、冬のストレスをしずかに手放させてくれます。

まとめ|小雪は“整える時間”。自然の知恵で冬支度を

小雪は冬の入口。 ハーブと野草で体を温めて心をゆるめることで、冬の不調を先回りして防げます。 自然と調和する暮らしは、ゆっくりだけど確かな力になります。

――師匠のひとこと:「焦らず、急がず。冬は“静かに整える季節”。 香りと温かさを味方にしなさい。」

コメント