ある朝、霜で白くなった庭を見て、みぃは張り切って外に飛び出しました。
「師匠! 今日は元気いっぱいです!」って言った直後、つるっと滑って尻もち。
師匠はため息まじりに一言。
「小寒の朝はね、元気より“整える心”を先に持ちなさい」
……なるほど。体も心も、寒さにびっくりしてる時期なんだなって、みぃはようやく気づいたのでした。
小寒ってどんな季節?
小寒(しょうかん)は、二十四節気のひとつで、冬の寒さが本格的に始まる頃。
暦の上では1月上旬で、「寒の入り」とも呼ばれます。
この時期になると
・手足が冷えやすい
・肩や首がこわばる
・気分が落ち込みやすい
そんな変化が出やすくなります。
でもね、師匠はこうも言っていました。
「それは不調じゃなくて、自然からの合図よ」
冬は、外に向かって頑張る季節じゃなくて、内側を整えて、ためる季節。
だから小寒は、心と体をリセットする大事な節目なんです。
秋から冬にかけて、心と体はどう変わるの?
寒くなると血管がきゅっと縮んで、巡りが悪くなります。
その結果、冷え・むくみ・肩こりが出やすくなったり、眠りが浅くなったり。
さらに日照時間が短くなることで、気分を明るくしてくれるホルモンも減りがちに。
「なんだかやる気が出ないな…」と感じるのも、実はとても自然なことなんです。
だからこの時期は、
無理に元気を出そうとしないで
「温める」「休む」「巡らせる」
この3つを大切にするのがコツ。
自然の力で整える|冬のハーブと野草たち
みぃが師匠から教わった、小寒の頃に心強い仲間を紹介します。
カモミール
やさしい香りで心をゆるめ、眠る前のお茶にぴったり。
レモンバーム
気持ちがざわざわするときのお守りハーブ。自律神経をそっと整えてくれます。
シナモン
体を内側から温めてくれるスパイス。冷え対策に少し加えるのがおすすめ。
よもぎ
血行を促し、冷えに強い味方。お茶やお風呂にも◎。
ドクダミ
巡りとデトックスの野草。乾燥茶なら取り入れやすいです。
日常での取り入れ方
・夜:カモミール+シナモンのハーブティー
・冷える日は:よもぎ風呂でぽかぽか
・ごはん:根菜スープにセージをひと枝
・気持ちが疲れたら:レモンバームの香りを深呼吸
「ちゃんとやらなきゃ」じゃなくて、
できるときに、少しだけが長続きのコツです。
小寒の頃のセルフケアと暮らし方
朝は白湯で体を目覚めさせて、
夜は灯りを落として、香りと静けさを楽しむ。
予定を詰め込みすぎず、
「今日はここまででいいよ」って自分に言ってあげる。
冬は、がんばらなくていい季節。
整えるだけで、ちゃんと春につながっていきます。
まとめ|小寒は“やさしく整える”ための時間
小寒は、心と体を冬仕様に切り替える大切な時期。
ハーブや野草の力を借りながら、
自然のリズムに身をゆだねて、静かに整えていく。
寒さの中にも、ぬくもりはちゃんとあります。
それに気づけると、冬は少しやさしく感じられるんです。
師匠のひとことアドバイス
「寒い季節に必要なのは、気合いじゃないわ。
温もりと、休む勇気。
整えた分だけ、春はちゃんと芽吹くのよ」


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