立冬に寄り添う|心と体を整えるハーブと野草の冬支度

冬の養生

師匠と森を歩いていた朝、ひんやりした風が頬をかすめて「うう…さむっ」と声が漏れてしまいました。すると師匠がふっと笑って、「みぃ、これは“冬が来るよ”という自然からの合図よ」と教えてくれたんです。
わたしはというと、あまりの寒さに転びそうになって、落ち葉の上でスッテン…。
「これも自然の試練ですっ!」と言ったら、師匠がため息をつきながらも肩をポンと叩いてくれました。

そんなふうに迎えた立冬。冬って、ただ寒いだけじゃなくて、心と体がそっと“内側”に戻っていく、とっても大切な季節なんです。一緒にハーブや野草で体でをあたためて過ごしまんせか?

❄️立冬とは?自然のリズムとともに始まる「冬の暮らし」

「立冬(りっとう)」は二十四節気のひとつで、暦の上では“冬のはじまり”。太陽は低く、影は長く伸び、草木が静かに眠りにつく頃です。

自然界では「陰(いん)」が深まり、外へ向かうエネルギーが内側に戻っていくタイミング。私たちの体も同じように、少しずつ「休むモード」へ切り替わります。

「冷え」や「やる気の低下」を感じるのも自然なことで、悪いサインではありません。体を温めて、静かな時間を大切にすることが、この季節の“健やかな過ごし方”なんです。

🍂立冬がもたらす心身の変化

立冬は、自然界の陰陽が“陽から陰”へ切り替わる大きな節目。東洋医学ではこの時季、腎(じん)が活発になると言われ、体を冷やさず内側を温めることが大切です。

昔の人々は火を囲み、薬草の香りに包まれながら冬の支度を整えてきました。忙しい現代にも、その知恵はしっかり生きています。

🌙「陰」が深まる季節は心をゆるめる時間

体温低下、血行不良、気分の沈み——立冬に感じる変化はすべて自然な反応。無理に陽のリズムを保とうとせず、「休む勇気」を持つことが心身を守るポイントです。

🌾立冬から冬至までの流れ

立冬から冬至までの約1か月半は陰の気がもっとも強まる時期。でもその奥には「再生の準備」という芽が確かに育っています。静けさのなかで内側を整える——冬はそんな季節です。

🍵立冬を意識した暮らしのメリット

立冬のリズムに寄り添うことで、心身の調和がとれ、穏やかさが戻ってきます。早めの寝支度、温かいお茶、やわらかな灯り——小さな習慣の積み重ねが自律神経を整えます。

🌿立冬に寄り添うハーブと野草

🍋おすすめのハーブ

  • ジンジャー:体を温め、巡りを促す
  • ローズマリー:血行促進・集中力アップ
  • ラベンダー/カモミール:リラックスと安眠サポート

🔥冷え・乾燥に強いハーブ

ローズマリー、タイム、ジンジャーは冬の三強。ハーブティーやハーブ湯に使うと体の芯まで温まります。

🌼安眠を助けるハーブ

カモミールとラベンダーは緊張を解き、眠りを深めるハーブ。夜のブレンドティーにもおすすめです。

🌾冬に心強い野草

  • ヨモギ:血行促進・冷え改善
  • ドクダミ:デトックス
  • スギナ:ミネラル補給・美容

乾燥させてお茶や入浴剤にしておくと、季節を問わず使えます。

🕯立冬に始める自然と寄り添う冬の暮らし

☕朝と夜のハーブティー

朝:ローズマリー+レモングラス+ジンジャー
夜:カモミール+ラベンダー+オレンジピール

🕯灯りと香りで整える空間

サシェやキャンドル、自然素材のインテリアを取り入れると、お部屋がやさしい冬の空気に包まれます。

📖自然観察・ハーブ日記

「今日の風は昨日より冷たい」「夕焼けが少し紫色」そんな一言だけでも、季節との対話になります。

❄️冬のセルフケアとハーブの知恵

🛁ハーブ湯

ヨモギ、ローズマリー、タイムを布袋に入れて湯船へ。香りと温かさが体をほぐします。

🍲温め食材×ハーブ

  • ジンジャー×根菜スープ
  • シナモン×アップルティー
  • ローズマリー×オーブン根菜焼き

🧘‍♀️メンタルケア

ラベンダー+ベルガモット+フランキンセンスの香りを吸い込み、
「吸う3秒・吐く6秒」で心を整えます。

🌸まとめ|立冬は“自分を整える季節”

立冬は、心と体が内側に戻るための大切な時間。ハーブや野草を取り入れて、静けさのなかにあたたかさを見つける季節です。

師匠のひとこと:「みぃ、冬はね、止まることもひとつの成長よ。あたためる知恵を大切に、季節とともに歩きなさい。」

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