「みぃ、また朝からボーッとしてるわね」
そう言われて、私ははっとしました。
たしかに最近、朝起きるのがつらくて、手足は冷たいし、魔法薬の分量も一度まちがえてしまって……。
師匠は薬草棚を整理しながら、ぽつりとこう言いました。
「それ、1月の土用よ。季節が切り替わる前はね、体も心も揺れやすいの」
なるほど……。
私のドジは、私だけのせいじゃなかったんだ……!(ちょっと安心)
「最近、体が重い」「冷えて眠れない」…それ、土用かも?
「最近、体が重くてやる気が出ない」
「手足が冷えて、夜も眠りが浅い」
そんな不調を感じていませんか?
実はそれ、1月の土用が関係しているかもしれません。
土用というと「夏のうなぎ」が有名だけれど、実は年に4回ある“季節の切り替え期間”。
1月の土用は、冬から春へ向かう準備の時期で、自然も人の体も、少しずつモードチェンジを始めています。
でも体はまだ冬仕様のまま。
そのズレが、冷え・だるさ・眠りの浅さとして現れやすくなるんです。
1月土用に起こりやすい不調
この時期、みぃのノートによく書き込まれているのはこんなサイン。
・体の芯が冷えて、なかなか温まらない
・なんとなく気力が出ない、だるい
・眠りが浅く、朝がつらい
・胃腸の調子が落ちたり、むくみやすい
寒い外と暖かい室内を行き来することで、自律神経はフル稼働。
体はずっと「がんばりモード」になって、休むタイミングを見失ってしまうんですね。
だからこそ、1月土用はハーブの出番
師匠がよく言います。
「土用は、強く治すより“やさしく整える”のが正解よ」
ハーブは、そんな時期の心と体の味方。
温めて、巡らせて、ゆるめてくれる――
まさに土用向きの自然のケアです。
みぃなりにまとめると、ハーブの働きはこんな感じ。
・香りで脳と自律神経にやさしく届く
・温かい飲みもので内臓から血流を促す
・植物の成分がストレスや疲れを和らげる
「飲む」「香る」を同時にできるのが、ハーブのいいところなんです🌱
朝|冷えをほどく ジンジャー×シナモン
朝の実験室(=台所)は、とにかく寒い。
そんな朝に助けてくれるのが、ジンジャー×シナモン。
・ジンジャー:血流を促して、体を内側からぽかぽか
・シナモン:巡りを助けて、だるさを追い払う
スライスした生姜とシナモンをカップに入れて、お湯を注ぐだけ。
立ちのぼるスパイシーな香りに、「よし、今日もやるぞ…!」って気持ちが戻ってきます。
夜|眠りを深くする カモミール×レモンバーム
夜は、がんばった体を「おつかれさま」って休ませる時間。
・カモミール:心をゆるめて、胃腸もサポート
・レモンバーム:緊張や不安をそっとほどく
寝る30分前に飲むと、呼吸が深くなって、自然とまぶたが重くなってきます。
失敗した日ほど、この一杯がしみるんです……。
昼|気分の波を整える ラベンダー×ローズ
午後になると、急にやる気がしぼむこと、ありませんか?
そんなときは、香りで心を整えるブレンド。
・ラベンダー:神経の高ぶりを落ち着かせる
・ローズ:心をふわっと明るく、女性のバランスにも◎
カップにお湯を注いだ瞬間、ふわっと広がる香り。
それだけで、気持ちが一段落します。
香りだけでもOK|アロマの簡単ケア
忙しい日は、飲めなくても大丈夫。
・朝:ローズマリー×ペパーミント → 頭すっきり
・夜:ラベンダー×スイートオレンジ → 眠りモードへ
ティッシュに1滴垂らして深呼吸するだけ。
香りは、いちばん近道で脳に届く魔法です。
みぃが気をつけている暮らしのポイント
・体を締めつけない、ゆったり服
・根菜や発酵食品で内側から温める
・寝る前はスマホを置いて、香りと静かな時間を
完璧じゃなくていい。
「今日はこれだけできた」で十分なんだと、最近やっとわかってきました。
みぃのまとめノート
1月の土用は、次の季節へ向かうための調整期間。
無理に元気を出さなくても、
ジンジャーで温めて、
カモミールで休んで、
ラベンダーで深く眠る。
その小さな積み重ねが、春のあなたを助けてくれます。
お湯を注ぐ音、立ちのぼる香り、ひと呼吸。
それが、土用を乗り越えるための“自然の処方箋”です。
師匠のひとこと
「土用はね、“怠ける時期”じゃないの。
ちゃんと休むことを覚える、大事な修行よ。
みぃ、焦らなくていいわ。春は、ちゃんと来るから」
私は今日も、うなずきながらハーブを量りまちがえました。
……でも、それも修行、ですよね?

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